山 行 報 告
2023/10 /25〜11 /4  ネパール:ランタン谷トレッキング       メンバ:臼井、彦左衛門、他1名
   記録:臼井、彦左衛門

ランタン国立公園の案内板  シャベルベンシ  ラマホテルでの
テント泊
 
マニ石  荷物を運ぶロバ 
キャンジンゴンパ
手前の吊り橋
 
仏塔  キャンジン・リからのランタン・リルン  キャンジン・リからのランタン・リルン  ランタン・リルン周辺 
 ランタン・リルン周辺  キャンジンゴンパ
の全景
 
カトマンズへの帰り
深い谷
 
カトマンズへの帰り
深い谷
 

【コースタイム】

 (10月25日[水]〜11月4日[土]のうちトレッキングは7泊8日)

 臼井さんの記録をもとに編集

10月25日
 成田→カトマンズ
26日
 カトマンズ→シャベルベンシ(標高1340m)
 7時に専用車でホテルを出発。
 距離約140キロを7時間程(昼食を含む)で到着
27日
 シャベルベンシ→ラマホテル(2430m)
 7時間半のトレッキング
 川沿いの登下降を一日中ずっと繰り返えす。
 予定ではロッジに泊まることになっていたが、空いてる部屋はなく
 五人用テントに三人で泊まることになる。
28日
 ラマホテル→ランタン(3540m)
 7時間のトレッキング
 8時にラマホテルを出発 樹林帯を登下降しながら標高を上げてい
 く、樹林帯が灌木帯に変わっていくと、前方に純白のランタン・リ
 ルン(7227m)が見えてくる、この辺りから緩やか登りが続く。
 マニ石(チベット文字でお経を刻んだ石)が現れ始める、石の左側
 を歩くのがルールとのこと。マニ石が多くなるとランタンも近い。
 (3540m)
 自分はこの頃より食欲がわかなくなってくる
29日
 ランタン→キャンジンゴンパ(3840m)
 4時間のトレッキング
 8時出発 今日のルートは短いが風が冷たいとのことなので少し厚
 着をして出発するが、すぐに脱ぐことになる。ガイド曰く今日は風
 も無く暖かいと。
 昼頃にはキャンジンゴンパに着く。昼食後に近くを散策したり、チ
 ーズ工房を見学したりして明日に備える。
 今日は固形物が食べれなくて、スープしか口にしていない。
 夕食後、計測したところSpO2が71%まで下がっていたので明日は
 キャンジン・リのピークはパスすることにする。
30日
 キャンジンゴンパ→キャンジン・リ(4335m)→ランタン
 ランタン・リルン(7227m)の全容を見るために、彦左衛門親子
 はキャンジン・リへ登って行った。
 自分はシェルパと周辺を散策して3時間後に合流、昼食後予定を変
 更してランタンまで下る。
31日
 ランタン→ラマホテル
 6時間の下り
1日
 ラマホテル→シャベルベンシ
 6時間のトレッキング
2日
 シャベルベンシ→カトマンズ
 車で7時間
 標高が下がったので食欲も出てきて、普通に飲食できるようにな
 る。
3日
 カトマンズ→成田(4日)
 市内観光後空港へ
 23時40分頃離陸する。
 成田到着時にネパールで、離陸前後に大きな地震があった事を知り
 運が良かった思った。
 31年前ヨーロッパアルプスに行った帰り、ソ連の8月政変が起こり
 1日違いで、モスクワ空港が閉鎖される前に日本に帰れたことを思
 い出した。

【記 録】

 彦左衛門さんの記録をもとに編集

 カトマンズから車で7時間でランタン谷の入り口シャプルベンシへ。
 翌日からトレッキング。2日続けて標高差1000m以上登ってランタン村。ここが約3500m。
 3日目に最後の集落キャンジンゴンパ3800mに登って宿泊。
 小さな宿泊地かと思ったら新しいホテルなども建てられていてちょっと意外でした。
 ランタン・リルンや周囲のヒマラヤの高峰や氷河が見渡せて雄大な景色です。
 翌日、キャンジン・リの4300mピークに登りました。
 360度のヒマラヤのパノラマが広がり素晴らしいです。
 その日の昼からランタン村まで下り、2日かけて下山しました。
 ヒマラヤトレッキングって、観光客がするようなものだと長く思っていましたが、今回行ったランタン谷は、小屋どまりで北アルプスを縦走するくらいの登高で、思ったよりハードでした。
 カトマンズに戻って泊まったホテルにいた他の日本人グルーブは同じ日程でエベレスト街道に行ったようですが、やはりそれくらいの日程では遠くにエベレストが見えて終わりだったようです。やはり近くから見上げたいですね、ランタン谷にして正解でした。
 ネパールはまりそうです。次はアンナプルナを近くから見上げに行きたいと思ってます。